美容部員の仕事でのやりがいと苦労した体験談!美容部員を10年勤めて感じたこと

某国内化粧品メーカーに勤めて、約10年間。
私の高校時代は、美容部員、美容師、エステティシャンなどすごく人気の職業でした。
見た目もキレイでおしゃれ。自分もキレイになれる!そんな華やかさに惹かれて入社しました。
そんな甘い考えで入社しました。
など、という言葉をよく見ますがやってみるとすごく楽しいお仕事!
今回はそんな美容部員のお仕事の楽しさを知って欲しくて、
美容部員をして感じた、「やりがいと苦労した経験」をお伝えしたいと思います。
美容部員のやりがいと楽しかったこと
まずは、美容部員をしていてやりがいに感じたこと、楽しかったこと。
- お客様のと会話
- 新商品をいち早く試せる
- 美意識が自然と高まる
- 社割がある
- メイクやスキンケアの方法を学べる
①お客様とのお話が楽しい
間違いなく1番の楽しみです!
たくさんの職業の方や、色々な考えの持ち主、時には自分の苦手とする人。たくさんの方とお話しする機会があるというのは、すごくいい経験だし、楽しかったです。
その中でも、やりがいというとやっぱり自分を指名して来てくれるお客様。
エステしながら色々な話をする時間も、そのかたの好みのメイクをする時間も、とても楽しかったように思います。
気に入って頂いて、「この前すすめてくれたの、よかったよ!」という言葉だけでテンションが上がってました( ´ ▽ ` )
②新商品をいち早く試せる
発売前に商品勉強会があり、早いうちから新商品を試すことができます。
寒いうちから夏の勉強したりしますが、やっぱり新商品を初めて使うときはドキドキワクワク。
メイクの勉強ときは、その時期のトレンド情報も一緒に勉強していきます。
トレンド情報は、服のトレンドを知るにも役に立ちます!
③美意識が自然と高まる
これは辞めてから気が付いたことです。
お客様に見られるという意識があるからか、日焼け止めはバッチリ。首の後ろや手が黒くならないように意識していました。
しかもメイクはいつもフルメイク。休みの日も、お客様にどこで合うかわかりません。
と、今の自分からは、考えられないくらいキチンとしていました。
肌の調子が悪いと、しっかりスキンケアを頑張っていました。
まぁ、今でもメイクはともかく日焼け止めはしっかり今でも塗らなきゃいけないのに・・・( ´ ▽ ` )
「お客様の目があると思うときちんとしなければ!」
と思っていた意識していたのだと思います。
④社割がある
これは、メーカーにもよるとは思います。
社外秘ネタですね。割引率もメーカーによって違います。
本当に、在籍中はとっても助かりました。ただ、安く購入できても、その分買いますけどね。美容代、割引あってもハンパない。
⑤メイク、お手入れなどを勉強できる
トレンドのメイクをアーティストさんに教えてもらえたり、先輩にマッサージしてもらえたり、自分にあったメイク方法を教えてもらえたり。
プライベートでも役立つこといっぱい教えていただきました。
先輩方は40代、50代の方も多く見た目も肌もとってもキレイ。
スキンケアを頑張っていたらこんな40代になれるのか!
まさにお手本のような存在でした。
他にも、「礼儀礼節や言葉遣い」をきちんと教えてくれるので、ガサツで常識知らずだった私にはすごくありがたかった!!
今になって、教えてもらえてよかったなと思います。
美容部員で苦労したことや大変だったこと
美容部員をした中で、大変だった事はこちら。
- ノルマがある
- 提出物が多い
- 腰と足が痛い
- 終了時間が遅い
①ノルマがある
販売業なので、やっぱりノルマはあります。
私の勤務していたところは、個人の目標より、お店全体での目標をよくフェードバックしていました。
個人の実績は、売上や個数よりも「活動」をどうしているかを見られることが多かったです。
悪いからといって、別に怒られるわけではないですが、必達な雰囲気はありました。
コンクールが終わった後のミーティングでは、泣いてる後輩とかもいました・・・。達成できても嬉し泣き、未達だと悔し泣き。
それぐらい熱心にしている方もいました。
ノルマや目標も、各メーカーによって違います。
全国の店舗で個人実績ランキングがFAXされてくるというメーカーもあれば、コンクールや数字はないというメーカーさんもありました。
②提出物が多い
月末に提出物。
自社商品の感想を書いたり、日々の活動をまとめたりと、書類は思ったより多かったです。
というか、普通 会社員だとこれくらいあるものなんですかね??多くない??のかもしれません。
でも、やはり接客して売り上げをあげるのがメインの仕事です。
雑用や、提出物はどんどん減少傾向にあるようです。
③腰、足痛い・・・
これは、職業病というやつではないでしょうか・・・。
ヒールで立ちっぱなし。更に、メイクアップの時の歪んだ姿勢・・。
腰と足が痛い方、多いと思います。
店によっては座れない店も多数。
しかもヒールなので、足が痛くて痛くて・・。
④終了時間が遅い
接客業全般に言えることかもしれません。
子供が生まれてからは、なかなか厳しかったです。子育てには、向いてない時間帯ですね。
朝はその分ゆっくりなので、決して勤務時間は長くはないし、残業も少ない方だと思っています。
もちろん、お客様が来ると残業にはなりますが・・・。
田舎だから??でしょうか。19時半にお迎えいくと、保育園で、子供はいつも1人でした。それが耐えられなくて、退社を決意しました。
メーカーさんによっては、時短制度がしっかりしているところもあって、17時までという方も。
なので、メーカーによって子育てのしやすさも違って来るとは思います。
⑤人間関係
私が在籍していた支店は、人間関係恵まれていた方だと思います。
もちろん、想像通りの女社会です。悪口でいっぱいです。他支店の同期の中には「いじめられてる」という子もいました・・・。
社員はもちろん「お客様」の中にも大変な方もいます。
いつも怒る方(ブチ切れます、めっちゃ怖い)、買わずにおしゃべりに来る方、(人生相談)などなど・・・。
クレームでも面と向かって、怒られるとかなり凹みます。怖いし・・・。
まとめ
大変なこともすごくありましたが、すごく貴重で楽しかった経験です。
目標に向かって、みんなで頑張っていくという事は、とても達成感があり、楽しかったです。
女性として大切なこともたくさん教わりました。
退社しても、同じ仕事に戻る方も多いみたいですよー!!
これから美容部員のお仕事に就く皆様、ぜひ参考にしてください。